オススメマンガ+CD

クロサギ」の次に読んだのが「イキガミ」1〜7巻。間瀬元朗小学館のコミック。以前私が紹介した伊坂幸太郎の「死神の精度」に近い読後感です。もっとも「死神・・・」はその人が死ぬにふさわしい人物か判定するのに対して、「イキガミ」はただ単に通知書を渡すだけですけれど。
違う時代に公務員だったらこんな仕事やらされていたのかと思うとぞっとしますね。しかしそれ以上に「24時間」という限られた時間の中での人間の心理とか極限状態を含めた人間ドラマに時間を忘れました。

私は古本屋でマンガを買うことが多いのですが、この「クロサギ」を買うときに、気まぐれで中古CDを見たところ、知らないバンドのCDがあったので手に取り、購入することに決めました。
知らないバンドのものをイキナリ買うことに抵抗ある方もいると思いますが、私は以下をポイントに冒険もします。

1、レコード会社やレーベルはどこか?
 →自分の好きなアーティスト、グループと同じレコード会社、レーベルから出されていたら○
2、日本語解説書のライターは誰か?
 →好きなアルバムの解説を書いた人なら◎、知っている解説者なら○
3、ジャケットの雰囲気
  最後の要素は勘頼みになってしまいますが、ジャケットの写真が好きか嫌いかということで選ぶことも(いわゆる「ジャケ買い」といわれますが)。意外に侮れないんですね。

帰りがけに何気なくCDの棚に目をやったら、馴染みの「AVALON」レーベルの背の文字が見えて手に取ってみたのが、DARK SKYというバンドの「EMPTY FACES」というCD。聴いたことないバンドだし、ジャケ写はイマイチだしと迷ったのですが、解説者の名前は知っている人だし、帯にはドイツHR メロディアスハードなど心を躍らせる文字、そして基本的にハズシの少ないAVALONだしということで冒険してみました。
結果はオランダのTERRA NOVAぽっくもありデンマークのROYAL HUNTぽっくもありという感じ。アマゾンで検索かけたらこのアルバムは彼らの4枚目らしいのですが、なんと国内盤はこのアルバムのみ。1〜3は輸入盤のみという状況らしい。「EMPTY FACES」の売り上げ次第で遡って国内盤が出される可能性もあるだろうけれど・・・輸入盤に手を出しておいた方が無難かも。