仕分け傍聴雑記

26日、所沢で行われた事業仕分けを傍聴してきましたが、仕分け人、コーディネイターたちの言動の厳しさに気分が落ちました。40事業のうちの6事業分聞いたわけですが、先に行われた事業でうまく説明できなかったのと同じようにところで次の担当課がつまずいた時の、キレかたにこわいものを感じた。その担当者は、おそらく前のやり取りは見ていないはず。同じ担当者が同じミスをしたのならともかく。仕分け人と説明員でははなから立つ位置が違うのだということが良く分かった。所詮仕分け人は、その自治体とは関係ないよそ者。そこには地域を愛したい、良くしたいという気持ちは希薄だ。市民の仕分け人も5人中2人いたが、百戦錬磨の他の仕分け人に比べて、経験もない市民がきちんと意見を述べられるのだろうかというあたりもひっかかります。
1つの事業に何人割いているのかという設問が私はナンセンスだと思っている。1人1人の能力によって違ってくるんじゃないの?っていうのが普通の人の感覚では。地域独自の良さが奪われたら、どこの自治体も同じでは。民間の競争についてあれこれ言うのに自治体間の切磋琢磨して伸びていく可能性摘み取っているのでは?