プログレ初体験はいつか?

ずっと、自分のプログレ初体験の作品はピンクフロイドの「狂気」とキングクリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」だと思っていたのですが、1990年にプログレという概念を知らずに友人から借りていた作品がありました。その作品をとても気に入り自分でも買ったのですが、久々に聴きたくなり棚をゴソゴソ漁ったら、奥から出てきました!Zabadakの「飛行夢(そらとぶゆめ)」。日本の男女二人組のグループ(時代によって3人だったり、男性のソロだったりするんですが)、吉良、上野時代がやっぱり良いですね。そんなわけで発掘したついでに、色々と調べていたら、zabadakプログレとの記述を幾つか見ました。現在品切れで高額で取り引きされているアルバムも多いみたい。
確かに一般受けしないマニアックな作品だけど、プログレだとは思わなかった。英語詩の曲も多く、曲によってボーカルが吉良さんだったり上野さんだったりと変わるのでメリハリが利いて、聴きやすいアルバムです。プログレの要素はあるかなと思いつつコンセプトアルバムじゃないし、長尺な曲はないし、プログレではないと思う。だけどこのアルバムが10年ほど後に出逢いハマるプログレの世界を楽しむ耳を作ったのかもしれません。