英以外のロックについて その2(ジャーマンメタル編)

 自分でも呆れるくらい、自分の文章って長文(苦笑)なので、同じ日なのに2つ目の日記にしてプログレとHMを分離させました。昨日は炎天下の中の土嚢づくり、今日は先生11人相手に研修という肉体的・精神的苦痛を味わって「指が饒舌」になっています。お許しください。ステップアップ2研修の時にネコを被っている苦労も水の泡だし・・・

 プログレHR/HMも発祥地イギリスとアメリカの対抗意識があって良い音楽が生まれるという事実はありますが、そのあとヨーロッパ各国に伝播する中で各国の文化が交じり合ってその国のHR/HMとして発展していきます。90年代以降HMの中心地域は北欧なのですが、一足飛びに北欧に伝わったのではなく、ジャーマンメタルというフィルターがなかったらここまでの成功はなかったという観点から取り上げました。

 ジャーマンメタルで70年代に有名なのは「スコーピオンズ」。有名なマイケル・シェンカーが在席していましたがすぐにイギリスに行ってUFOを結成してしまいます。ジャーマンメタルが活発になるのは80年代になってからと言えそうです。その時代のというよりジャンルを確立した立役者は「ハロウィン」です。アルバム「守護神伝〜第1章」の赤い装束を纏った占い師が水晶を持つイラストのジャケットに惹かれて聞いたのがきっかけです。ハロウィン在籍のカイ・ハンセンが90年代に結成した「ガンマ・レイ」がジャーマンHMの双璧といった感じでしょうか。個人的にはガンマ・レイの方が好きです。他にもエドガイ、ブラインド・ガーディアン、ヘヴンズ・ゲイトあたりが日本のHM好きには名前が知られているバンドでしょう。

 私はこれまであまりクラシック音楽について語ってこなかったのですが(というよりもこちらは全くのド素人なので語れない)、ドイツのロックを聴いた事によってクラシック音楽に以前よりも興味をもつことができるようになりました。
結構「バロック音楽」、「ワーグナー」などロマンティシズムなものが好きな方々は最初のうるささを乗り越えられれば好きになるかもしれませんよ。
 メタルではなくジャーマンプログレの「浮遊感覚」に慣れてフランスクラシック界の異端児とも言える「エリック・サティ」のメロディの大ファンに。

 次回はフランスのプログレとイタリアのプログレ&HMについて触れたいと考えていますが、気まぐれなのでそのとおりになるかどうか・・・

 ・・・って保存した途端その2とその1の枠が合体して超長文になっている!ご多忙中読んでくださっている皆様お許し下さい。