90年代以降の好きなHR/HMについて

昨年後半からは、「マンガ漬け」な日々だったので新しいCD、アーティストの発掘はさっぱりな状況でしたが、古本屋チェーンに頻繁に出かえるようになってめぼしいマンガがない時には、CDをチェックしていたのですが、CD買うときにはブック○フさん結構「穴場」だったんですね。通常版は持っていて、紙ジャケ発売になっていたけれど買いなおすまではいいかな〜くらいに思っていたものが、チラホラあって結構買ってしまいました。ニルヴァーナの「ネヴァー・マインド」入手できてラッキーでした。90年代ロックの金字塔的アルバムだから紙ジャケで欲しかった(タイトルと違って一般的なロックですけれど・・・次から本題です)。
そんななか、昨年一番気に入ったアーティストが「OPETH(オーペス)」でした。2008年のクリスマスに1st〜3rdアルバムまでが発売され、馴染みのCD屋店長にだまされてもいいと覚悟のもとに買ったのですが、その当時のマイ・ブームはPorcupine Tree(ポーキュパイン・トゥリー)だったので2〜3回聴いて棚に閉まっていたのです。初期のオーペスはデス色が強くそんなに好きになれなかったんです。それを店長に話したら2008年発売のWatershed も聴いてみたらと薦められて聴いたら、ドンピシャでした。まだダミ声も残っているけれど、PoS(PAIN OF SALVATION)だって好きなんだから一緒じゃないと思うようになってからOPETHのトリコに。だけどそれは、必然だったんですね。だってOPETHをプロデゥースしているのは、Porcupine Treeのスティーヴン・ウィルソンなんだから。そのおかげで苦手なデス色が薄まりプログレティックになったし。
こうしたバンドたちに影響を与えているのがアメリカのバンドのドリーム・シアターです。2ndアルバム『Images And Words』に出会い70年代半ばに閉じたプログレの時間がまた動き出したのだとうれしく思いました。その10数年の間にも世間からは注目されなくとも脈々と受け継いできたRUSHやクインズライクも偉いと思いますが。RUSHなんて3人組なのにあんなに複雑な音をつむぎだすなんてといつも思いますけれど。ほかにも90年代以降のアメリカのバンドでとりあげておきたいのは「Symphony X」と「Artension」でしょうか。最近とんとご無沙汰なので久々に聴いてみよう。
さきほどRUSHで3人組なのにスゴイと書いたけれど、昨年10月に発売されたMUSEのアルバム「THE RESISTANSE」は一般的ロックの範疇でしたがとっても良くて昨年のアルバムの中では一番良かったかも。