マンガの配架・分類方法試案

この間マンガをいろいろと読み漁りながら考えてきたけれど、ただでさえ貧弱な図書館のマンガの蔵書を年齢別に分けるのだけはやめた方がいいなというスタートラインはあったけれど、あとのことはやっぱりあまり考えられずにここまで来てしまいました。
1箇所にまとめたマンガをどう並べれば利用者の方に喜んでもらえるのでしょうか?
書店と同じ出版社、掲載雑誌順だと年齢別と大差ないしとずっと悩んでいたらWikiに「日本の漫画」という項目がありました。その中にジャンルによる区分というのがあり

学園漫画 - 学生群像を描いた漫画
ギャグ漫画 - ギャグ描写を中心にした漫画
ファンタジー漫画 - ファンタジー要素が含まれた漫画
SF漫画 - SFを題材にした漫画
ホラー漫画 - ホラーを題材にした漫画
恋愛漫画 - 恋愛を主題にした漫画
スポーツ漫画 - スポーツを題材にした漫画
音楽漫画 - 音楽を題材にした漫画
料理漫画 - 食に関することを題材にした漫画
ミステリー漫画
他にも少年漫画は、冒険漫画、バトル漫画なども主流である。

と分類されていました。私が今読んでいる医療系、法律系といった区分はありませんし学園モノに対置されると思われる職業モノもありませんが、726.1の中を内容ごとに分けることは無謀なんでしょうか。医療、法律、ビジネスなどの参考になるマンガを集めて棚にしてみると個性的な図書館になると思いますが。

年末に読んだ「金魚屋古書店出納帳」上下「金魚屋古書店」1−8(9巻はまだ未入手)著者は芳崎せいむ 小学館IKKI」連載ですが、漫画専門古書店とお客さんとのエピソードが描かれていてなかなか良かったです。小さそうなお店の地下に広がるダンジョンにぎっしり詰まったマンガたち。そこにもマンガ(資料)を求めるお客さん(利用者)と相談に応じる店員の姿が活き活きと描かれていました。マンガの奥深さも知ることができたし・・・
今度は同じ著者の「映画」を題材にした「テレキネシス〜山手テレビキネマ室〜」原作は東周斎雅楽 小学館にチャレンジしてみたいですね。