沈黙の理由

原稿の締切や、大阪で行われる研修会の同窓会を不参加という不義理をしてまでもやらなくてはいけない市民と一緒に開催する21日の集会の準備もあったのですが、浜田省吾の作品を1作品ずつ聞き直していたという事もありました。好きなアルバムでも3年振り、イマイチなものは10年振りに聴くアルバムもありました。
浜田省吾の書く歌詞の一人称は、80年位までのバラードならば「僕」、それ以外で使われるのはひらがなで「おれ」が多いかと思っていたのですが、発表時期によって「俺」が多用されている時期もあるんだと今回再発見しました。浜田自身に使い分けの基準はあるのでしょうか?80年代後半の作品には「オレ」とカタカナ表記の曲が2曲出てきているものまで。常用漢字かどうかということは意識してはいないと思うのです。個人的に路地裏の少年の「おれ」が一番しっくりくるんですよね。浜田省吾がデビューした70年代後半当時の男っぽいバンドで全部のアルバムを持つくらい好きなのは甲斐バンドなのですが彼らは「俺」派。その当時の使い分けの変遷とかはマンガとか見た方がわかるかな?どっちでもいいことだけど。