中島作品紹介 2

中学生になり、兄や姉がいる同級生の演劇部系の女子からカセットテープを借用するようになり、アルバム単位で聴くようになりました。もちろん校則違反ですが、授業中には出さなかったので没収の憂き目にあったことはありませんでした。ということで当時の最新盤「予感」「寒水魚」が聴き始めとなり、レンタル屋に行ってそれ以前の作品を借りたり、お年玉握って一番最初に聴いた2つのアルバムを買いました。ということで「臨月」までのアルバムは発売順に聴いていません。
ということで「私の声が聞こえますか」から紹介しようと思ったのですが、当時のカセットテープのやり取りが、現在の私の音楽的雑食趣味を形成してくれたと思うので、その話を今日はします。彼女らからはその他にも松任谷由実オフコースなどを借用しました。アルバムのジャケットも知らず歌詞カードも無く耳で聴いて気にいったフレーズをレポート用紙に書いて覚えようとしていました。今とは違ってダビングしたり書き込んだり、お金はないかわりに時間はあったのでFM番組録音したり努力していました。大学入学以来借りるというスタイルはほとんど無くなりました。カラオケボックスで字幕が流れるから歌詞も覚えなくなったし。