中島作品紹介7-1

作品紹介再開します。今回は79年3月の5作目「親愛なる者へ」。1曲目は「裸足で走れ」。ガラスが落ちている中を裸足で走りなさいと煽っている訳ではなく社会のズル賢さなどが歌われている。「カイジ」をはじめとする福本マンガ読むという経験後に聴くとハッとさせられるほどの歌詞ではないかもと思えてきた。続いて「タクシードライバー」。失恋して泥酔している女性とタクシードライバーとのやり取りが描かれている。泣き顔を見ないふりするのも優しさなのかと中学生の時に聴いて実感湧かなかったんだけど・・・3曲目「泥海の中から」はみゆき作品の中では前向きな曲。ウチの妹ほとんど聴かない人だけど、私の部屋から流れてきたこの曲は気に入って聴いていました。「ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない/許せよと すまないと あやまるだけじゃ変わらない」「ふり返れ 歩きだせ 忘れられない罪ならば/ くり返す その前に 明日は少し ましになれ」といったストレートな応援ソングだから。個人的にキライではないけど、落ち込むときにはもっとどーんと沈むような曲を聴きたい。5曲目「根雪」は6分30秒近くある曲。間奏部が今聴くと古いめかしい。良い曲なんだけど。ここまでがA面。