中島作品紹介9−2

「生きていてもいいですか」のA面残りの2曲について今日は書きます。この2曲はアルバムを聴くモチベーションを高めてくれる曲だし、私の屈折した中学〜大学の間つまずいた時に聴いて助けられた2曲でもあります。年末に文部科学省は、自殺防止教育をすると発表しましたが、下手な教育をやるくらいなら、この2曲を聴かせた方が効果あるかも?
まずは「泣きたい夜に」。初めて聴いたのはオールナイトニッポンのラストだったと思います。「一人で泣くとなんだか自分だけいけなく見えすぎる/冗談じゃないわ世の中誰も同じくらい悪い」「涙だけは大きなタオルがあれば乾くだろう/けれど心の傷口は自分では縫えない」と言った歌詞にが並びます。もう1曲の「蕎麦屋」も同様につまずいた人間を慰める詩が続く。「世界じゅうだれもかも偉い奴に思えてきて/まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時/突然おまえから電話がくる×2/あのぅ、そばでもくわないかあってね」・・・中略・・・「あのね、わかんない奴もいるさって×2/あんまり突然云うから 泣きたくなるんだ」と続く歌詞。中島作品と言うと失恋の歌ばかりが取り上げられますが大きく包み込むような曲も有ります。