中島作品紹介10−1

今回はアルバムではなくシングルをまとめて紹介。80年2月発売の「かなしみ笑い/霧に走る」は「生きていてもいいですかの2か月前に出されたがどちらも未収録。特に「霧に走る」は名曲なのに。片思いの男性に車で家で送ってもらう場面と心情を歌っている。家に寄っていってと言えず、せめて信号が青に変わらないでと願う気持ちが痛い。次のシングルはオリコントップ10に入りオールナイトニッポンのコーナー名にもなった「ひとり上手/悲しみに」。そのせいかサビでシリアスに聴けない体質に。次の「あした天気になれ/杏村から」と合わせて収録アルバムの回で触れます。
次の「悪女/笑わせるじゃないか」以降3枚のシングルが出す毎にトップ10入りします。ファンは中島みゆきをアルバム主体のアーティストという認識ですが、アルバムを聴かない人たちにしたらポツポツとヒット曲を出す人という認識なのかも。その3枚のシングルは「誘惑/やさしい女」「横恋慕」/忘れな草をもう一度」「あの娘/波の上」。「悪女」以外アルバム未収録。「笑わせるじゃないか」「やさしい女」はともかくとして名曲揃い何ですが。87年に3枚組の「Singles」が発売され表舞台に立てるようになった。めでたし×2。また字数不足