中島作品紹介11−3

ということで、1週間ぶりの再開。今回は「雪」と「バス通り」。A面ラストとB面冒頭の曲という位置。「雪」は「時代」「まつりばやし」に続く亡くなった父のことを歌った曲。オープニングのピアノだと思ってた音はキーボードだったんですね!「雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの/いま あの人の命が 永い別れ 私に告げました」「手をさしのべればいつも そこにいてくれた人が/手をさしのべても消える まるで淡すぎる雪のようです」と続く美しくも悲しい昭和の歌謡曲という風情。「バス通り」はさらに明るくした感じの曲調。ただし失恋の曲ですが。「昔の女を だれかと噂するのなら 辺りの景色に気をつけてからするものよ/まさかすぐ後ろの ウィンドウのかげで/いま言われている私が 涙を流して すわっていることなんて/あなたは 夢にも思っていないみたいね」で始まる2人の空白時間は、1年半!30年前の恋愛事情まで知らないが、そこまで待つのかと普通の人は思うかもしれないが、「ああ 6年目ね〜」とか「次に生まれて来る時は〜」と聴き慣れているファンには短時間の感覚で聴いているかも。「ねえ1年半遅刻よ」のフレーズが好きです。しかし2番にいくときの間奏が今聴くとダサい感じ。