タイムカプセル

今日は1日事務室で仕事のはずが、水曜の割にカウンターが混んで応援したり電話の対応に追われた。午後4時30分頃、またカウンターからCDを探して欲しいという依頼があった。ここまではよくある日常。すぐにCDを見つけたが、話を聞くと、県内で当館しか所蔵していなくて、わざわざ政令市から訪ねてきたとのこと。県の横断検索で視聴覚資料も検索はできるけれど図書のように相互貸借はしていないし、カードを作って利用してもらうこともできない。1時間という時間と千円弱をどぶに捨てるのもかわいそうだしということで、最寄りの公立図書館の職員と話をして「図書と同じ扱いで相互貸借とすることを認めますか?」と確認したら「認める」というので、図書館宛てにCDを送ることで解決した。物は70年代の邦楽ロック、クリエーションのオリジナルアルバム。開館する時に「音蔵」シリーズで買い揃えていたやつ。サディスティック・ミカ・バンドの件もあったし返却されたら借りてみようかな。わざわざウチに頼らなくてもCD売っているんじゃないのと調べたら廃盤でした。「復刊リクエスト」みたいな制度CDじゃ無理なのでしょうか?その方にとって銀盤が素敵なタイムカプセルなのでしょうね。