中島作品紹介13−3

「ばいばいどくおぶざべい」は、珍しく男性ミュージシャンが主人公のロックしている曲。タイトルに使用されている「ドック・オブ・ザ・ベイ」は60年代後半のオーティス・レディングの1位を獲得した曲。私はブラックやソウルに疎く、いまだにオリジナルを聴いていない。2番の歌詞には「次の土曜の晩にこの店に来てみれば/誰かがきっと歌っているんだろうな らいかろうりんすとうん」とあり、こちらはボブ・ディランの60年のヒット曲。桑田佳祐さんがモノマネしていたり、ジ・アルフィーの3人をはじめ70年代〜80年代に活躍したアーティストたちに影響を与えているので時代的にはおどろきません。しかし中島みゆき作品の中から「洋楽」的な香りを殆ど感じなかったので、初めて聴いてびっくりしたものでした。今回改めて「予感」を聞き直してB面の作品で洋楽フレーバーを感じさせる曲があり新発見!こうして駄文を載せる意味はあるのかといつも「やーめた」と投げ出したくなりますが、こうしたメリットがあって良かったです。この調子でやれば未聴アルバムの山もクリアーできるかも?とりあえず「パラダイス・カフェ」までは書き続けようと思うけど、4月過ぎちゃう!気が遠くなりました。