中島作品紹介13−4

今回は趣向を変えて「予感」の外見について。ジャケットや歌詞カードのことです。私が中島みゆきさんの比較的長文の自筆の文字を最初に見たのが、このアルバムの歌詞カード。全部自筆で書かれていて「る」「よ」の文字が特徴的だと思いました。今まで紹介してきたCDは味気ない印刷文字だったので新鮮でした。LPはどうだったのでしょうか?唯一「親愛なる者へ」のメッセージが自筆ですが。これ以降の作品では、いくつか自筆で書かれた作品もありますが、次作「はじめまして」の予約特典だった、ラジオなどでは「遺書」などと称されていた手紙風の歌詞カードが斬新でした。どこに閉まっちゃったんだろう。そいいえば、「中島みゆき展」で入手したスタンプラリー用の「パスポート」も見つからない!
話しが本題からずれてきたのでも戻します。「予感」の歌詞カードの一番の特徴は、ボタニカルアートが描かれています。ここまでは、気づいていたのですが、「眠り姫」のごとくベッドで寝ているみゆきさんにばかり気を取られてバックに同じく植物やカエルカゴに入った虫などの絵があったこと25年近く目に入っていなかった。腕のそばに受話器があるのは、これまで紹介してきた「横恋慕」などの作品の暗示か?