ミエロジェーナス・ロイケミア

「時のないホテル」は、中2の頃にクラスメートからユーミンのカセットを借りまくっていた時に出会ったのですが、記憶に残る曲が収められている作品。
A面4曲目「雨に消えたジョガー」には、特別な思い入れがある。というのも図書館で働きたいという気持ちを明確化してくれた曲なのです。歌詞の中に「図書館のいすはひどく冷たく」というフレーズが出てきたからではもちろんありません。その1行前に、今回の記事のタイトルにした「病気の名前はMyelogenous Leukemia」という歌詞が出てくるのですが、その病名を調べに図書館のレファレンス室に行き医学事典の索引から、自力で調べました。それ以前にも宿題などで調べものはしていたのでレファレンス室にも入ったけど、自発的に調べたいと思い、答えを見つける喜びを知ったのはこの時だったんですよね。今ならネットで簡単に答えが出てきて図書館員になろうと思わなかったかもしれないけれど。
ということで、このアルバムには仕事でも趣味でもお世話になったアルバムなのでした。