心酔する1曲・・・予告

これから、しばらくこのテーマで書き込んで行きたいと思います。
自分のこれまでの人生を変えようかという、運命的とも言える出会いは、移り気な私はこれまで結構あります(笑)。洋楽、邦楽、クラシックなどジャンルを問わず。
試聴機でヘッドホンしててたり、車を運転中に聞き流していたら、ツボに入って10回近くリピートしたりといった出会いが大半。歌詞カードと首っ引きという真剣モードの時にはあまり起こらない現象です。CD屋で涙する、怪しい人になったことは両手の指で足りるかどうかという感じです。涙もろくなるのは、「秋桜」じゃありませんが、年取った証拠かも。
これまで普通に聴けていた曲でも、イントロが流れた途端涙が溢れてくるんです。それまで興味のなかったアーティストの、たった1曲に心奪われることも少なくない。
ズボラなくせに、音楽に関しては、そのアーティストの作品の殆どを聴いて判断したいと思っていますが、その1曲以外聴けない、興味が湧かないという現象は何なんでしょうか?そうした曲の代表的な1曲が五輪真弓の「恋人よ」。20代後半にカーラジオから前奏が流れた途端、ベストテンで聴いた曲だなと懐かしむより先の涙にびっくり。そんな曲紹介をしてみたい。

テーマ曲だったんだ

前回取り上げた吉松隆のタルカスが、NHK大河ドラマ平清盛で使用されていたとは・・・某県知事が散々こき下ろして話題になりましたが、見る気全くなかったのですが、どんな場面で使用されているか1回くらいチェックしてみる価値は有りそうです。
大河ドラマ自体見なくなって10年以上経ちますが、オープニング曲にプログレのインスト曲使えば良いのにと思ってきた身としては嬉しいですね。マイク・オールドフィードの曲なんかうまくフィットすると思うんですけどね。彼の作品で最も有名なチューブラ・ベルも、その部分さえ過ぎてしまえば美メロの洪水!良いと思いますが・・・
吉松隆の2枚組「鳥たちの時代」を図書館で所蔵していたので借りて聴いてみたら、結構好みでした。吉松隆の作品でよく使われるキーワードが、鳥と星。星の方が趣味なのでオリオンやプレアデスなどのタイトルが付いているものを購入しようと思うのですが、普通に店頭に有るのでしょうか?クラシックのCDってどの順に並んでいるか分からなくて、買おうとするとき、いつもドキドキです。タルカスみたいにプログレ館やワールドディスクさんで扱ってくれれば緊張しないのに。

タルカス

1年半遅れで、吉松隆さんの「タルカス」を1月末に買い、気に入っています。しばらくELPは棚に鎮座しておりましたが、見事に復活!五大プログレバンドの中では、聴き始めの頃には、自分の中では、ピンクフロイド、キングクリムゾンに次ぐ3番目の位置付けだったのに、イエスジェネシスより聴かないバンドになってしまいました。
吉松作品が非常に良かったので、オリジナルに戻った次第。タルカスはアルマジロっぽい戦車の形をした怪物のこと。
今日の昼食は持ち帰り寿司全国チェーン店Kで買ったのですが、もうひな祭りの寿司の広告が入っていました。その商品の中に手鞠寿司の写真が載っていましたが、うまそうではなくタルカスを連想し曲が頭の中を駆け巡りました。
吉松隆はクラシック畑なので敬遠してきましたがクラシック好きな同僚によると「叙情的」な作風らしいので、チャレンジしてみようかと思っています。「叙情的」とか「メロディアス」っていう言葉に弱いんです。

中年メタラーの哀しみ

年末から首を右に曲げようとすると、痛みが走ります。丁度時期が時期だけに「借金し過ぎて首が回んないじゃないか」などとボロクソに言われる始末。メタル聴いていてもヘッドバンキングなんかしていないんだけどな・・・
という訳でこの2か月ほど、整骨院に仕事が休みの度に行きマッサージしたり骨盤矯正などをしています。
今年の夏こそフジロックに行ってレディオヘッドを見たいんだけど、都市型のサマソニなら途中抜けてのマッサージで万全を期す事ができるんだけど。
年相応に無理しないように、やるしかないんでしょうね。
半年先の心配より、とりあえず今はオーペスの事だけ考えて、最新アルバムの復習と体力作りしなくては!最新作がおとなしめでイマイチ耳に馴染まず、浮気して他のバンドの作品を聴くことが多かったのですが、自分で5回繰り返して聴くまでは、車のCDを換えるの禁止令を出し3回目でだいぶ馴染んできました。
学生の頃には、次から次へと曲を覚えられたのに。
メロディー重視のメロデスにハマった理由って案外そんなところかもしれません。

プログレ初体験はいつか?

ずっと、自分のプログレ初体験の作品はピンクフロイドの「狂気」とキングクリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」だと思っていたのですが、1990年にプログレという概念を知らずに友人から借りていた作品がありました。その作品をとても気に入り自分でも買ったのですが、久々に聴きたくなり棚をゴソゴソ漁ったら、奥から出てきました!Zabadakの「飛行夢(そらとぶゆめ)」。日本の男女二人組のグループ(時代によって3人だったり、男性のソロだったりするんですが)、吉良、上野時代がやっぱり良いですね。そんなわけで発掘したついでに、色々と調べていたら、zabadakプログレとの記述を幾つか見ました。現在品切れで高額で取り引きされているアルバムも多いみたい。
確かに一般受けしないマニアックな作品だけど、プログレだとは思わなかった。英語詩の曲も多く、曲によってボーカルが吉良さんだったり上野さんだったりと変わるのでメリハリが利いて、聴きやすいアルバムです。プログレの要素はあるかなと思いつつコンセプトアルバムじゃないし、長尺な曲はないし、プログレではないと思う。だけどこのアルバムが10年ほど後に出逢いハマるプログレの世界を楽しむ耳を作ったのかもしれません。

半年振りのライヴ

2月18日に行われるオーペスのライヴに行く事にした。6月にやるU.K.も気になるところです。こちらも2月中旬から発売なんだよね。
このブログ開始した頃はデス声苦手だったのに、この1年でメロデスゴシックメタルにもドップリ嵌ってしまいデス声アレルギー克服してしまいました。無くても良いけど、有った方がメリハリ効くかも位にまで思える状態に。こんな状況になったのはアモルフィス、ソイルワーク、スカー・シンメトリーあたりを聴きだしてからです。ここまで来れたんだから、今後はデス声ではなく、グロウルと表記したいと思います。

(金魚屋×めぞん)×小説=

5か月ぶりの更新。年始に駅伝ネタ書こうかとも思ったけど、今年は圧倒的な強さの東洋とシード争いも早々に決着ついて盛り上がらなかったので・・・もともと農大は好きなチームだったのですが、復路の頑張りに感動したぐらいでした。
タイトルは、昨年100万部突破したラノベビブリア古書堂の事件手帖」を読んだ最初の感想。古書店を題材にした「金魚屋」と年上の女性に憧れる「めぞん一刻」というマンガを表現形態を変えたイメージ。どちらの作品も好きなので「ビブリア」も好きな作品です。「図書館戦争」シリーズの時もそうなのですが、気にいると1週間で3回とか読み直すクセがあり、日常生活、仕事にも悪影響が及ぶ恐れがあります。キャラに感情移入して読む事が多く、他のキャラの立ち位置で読むことが多いので、今回の場合は2回で収まるかも。「お探しの本は」より面白いです!