2011-01-01から1年間の記事一覧

中島作品紹介11−1

「生きていてもいいですか」が一番暗いアルバムと評価するならば、これから数回にわたって取り上げる「臨月」は最も聴きやすいアルバムと言えるかも。最も好きなアルバムは他になりますが、一番聴いたのは「臨月」です。今回のみゆき作品紹介という企画を思…

中島作品紹介10−2

「悪女」の次に発売された「誘惑」から順に見ていきます。「やさしそうな表情は女たちの流行/崩れそうな強がりは男たちの流行」「ガラスの靴を女は隠して持っています/紙飛行機を男は隠して持っています」と男女の違いを歌っているが、「あなた鍵を置いて…

中島作品紹介10−1

今回はアルバムではなくシングルをまとめて紹介。80年2月発売の「かなしみ笑い/霧に走る」は「生きていてもいいですかの2か月前に出されたがどちらも未収録。特に「霧に走る」は名曲なのに。片思いの男性に車で家で送ってもらう場面と心情を歌っている。家…

中島作品紹介9−3

今回は「生きていてもいいですか」のクライマックスの2曲「エレーン」「異国」。これまでのアルバムでもそうだけれど、彼女の作品はラストの1、2曲目に重要な曲を配置することが多い。「エレーン」とは外国女性の名前。後に初の短編小説集「女歌」で明らかに…

中島作品紹介9−2

「生きていてもいいですか」のA面残りの2曲について今日は書きます。この2曲はアルバムを聴くモチベーションを高めてくれる曲だし、私の屈折した中学〜大学の間つまずいた時に聴いて助けられた2曲でもあります。年末に文部科学省は、自殺防止教育をすると発…

中島作品紹介9−1

80年代最初の作品が、中島みゆき=根暗のというパブリックイメージを決定づけたアルバム「生きていてもいいですか」。80年代、世間がポップになっていく中での発売というのがすごいと今聴いても思う。黒一面にたて書きで「生きていてもいいですか」とだけ書…

中島作品紹介8

70年代ラストのアルバムは「おかえりなさい」。他のアーティストに提供した曲を歌い直している作品。もしかして日本でのセルフカバーアルバム第1号?この作品が無かったら80年代の陽水の9.5カラットという作品は生まれなかったかもしれません。そういう意味…

中島作品紹介7−2

「親愛なる者へ」のB面は全5曲。「片想」「ダイヤル117」「小石のように」「狼になりたい」「断崖−親愛なる者へ」が収録。「片想」は高校の時に行った国技館ライブでも歌われた曲なのですが、ちょっと苦手な曲。歌詞カードに「溺れているのはおまえだけ」と…

中島作品紹介7-1

作品紹介再開します。今回は79年3月の5作目「親愛なる者へ」。1曲目は「裸足で走れ」。ガラスが落ちている中を裸足で走りなさいと煽っている訳ではなく社会のズル賢さなどが歌われている。「カイジ」をはじめとする福本マンガ読むという経験後に聴くとハッと…

デッドヒート

今年の箱根駅伝が終わった。1年前に書いたが私はここ4年ほど城西大学を応援している。結末に混乱して2日遅れの書き込みになってしまった。2010年同様今年も5区の田村選手の頑張りで往路はシード圏内で終了。だけど前後の各校のタイム差が少ないから安心でき…

大出費しちゃいました・・・

14時に駅伝中継が終わり、またまた40枚のCDを抱えて新宿に行ってきました。31日は街に人があんまりいなかったのに今日は買い物客でごった返していてとても疲れました。しかも重たい思いして持っていた割にお金にならなくて・・・値段が付かないものは、いつ…

寝正月になっちゃった

朝の4時過ぎまで戦利品のCDをあれこれ「つまみ聴き」していたので、当然寝坊。起きたのは15時。億劫になり部屋で22時までダラダラと過ごしてしまった!買い物で大出費という状況は避けたけれど、何だかな〜という1年のスタートになってしまった。これから2日…