2011-01-01から1年間の記事一覧

マヌケなbirthday

2週間くらい気づかずにいたのですが、免許が行方知らずになってしまいました。と、いうことで誕生日に関わらず、試験場に免許の再交付手続きをしに行くことに。再交付の窓口にもそれなりに人は途絶えることなく来ていて、自分だけがドジではないことに慰めら…

中島作品紹介14−1

今回から11作目の「はじめまして」の収録曲の紹介。84年10月発売。「予感」から1年半のインターバルで、私が初めてタイムラグ無しに耳にすることができた作品。この間にシングル2枚発売しています。1つはすでに紹介済みの「あの娘/波の上」。もう1枚は「ひ…

中島作品紹介13−7

今日は「予感」ラストを飾る7分の大作「ファイト!」。94年のシングル「空と君のあいだに」のカップリングになるまでは、ファンの間の名曲だったが、生命保険のCMにも使われてメジャーな曲に。 オールナイトニッポンに寄せられた手紙をもとに作られた人生の…

中島作品紹介13−6

B面2曲目の「縁(えん)」、4曲目の「金魚」を紹介します。どちらも3分台の短い曲の割に前奏が長く歌詞も12行、13行の小作品。「金魚」は金魚すくいを人生に喩えたわかりやすい曲でもともと好きな曲でしたが、「縁」は数年後に行ったコンサートで生で聴くま…

中島作品紹介13−5

今回からB面。ずっと収録順に紹介してきたが「縁」「金魚」を一緒の回で扱いたいので順番を入れ替えます。 1曲目「誰のせいでもない雨が」は6分を越える曲。「世情」「ローリング」と並んで60年代末〜70年代初頭の「政治の時代」を歌にしている。彼女自身は…

努力してみたんだけど・・・

2月10日閉店間際のブック・オフでまたまた13,000円の出費。年始に「今年こそは無駄づかいをしないように」と誓ったはずなのですが・・・全然守れておりません。無理なことは誓うと「嘘つき」「意志薄弱」のレッテルを貼られるのでしない方が賢明で…

聴いてみました

図書館に「ドック・オブ・ザ・ベイ」が収録されたCDがあったので借りて聴いてみた。正直微妙でした。みゆきさんが他のアーティストや曲名をはっきりと明示している作品は、このあとは90年代の「流星」に出てくるブルース・スプリングスティーンくらい。サー…

中島作品紹介13−4

今回は趣向を変えて「予感」の外見について。ジャケットや歌詞カードのことです。私が中島みゆきさんの比較的長文の自筆の文字を最初に見たのが、このアルバムの歌詞カード。全部自筆で書かれていて「る」「よ」の文字が特徴的だと思いました。今まで紹介し…

中島作品紹介13−3

「ばいばいどくおぶざべい」は、珍しく男性ミュージシャンが主人公のロックしている曲。タイトルに使用されている「ドック・オブ・ザ・ベイ」は60年代後半のオーティス・レディングの1位を獲得した曲。私はブラックやソウルに疎く、いまだにオリジナルを聴い…

中島作品紹介13−2

「予感」は6分以下の短い曲も傑作が多い作品です。2曲目の「夏土産」も冒頭とラストのピアノが美しい曲。「海辺の崖から吹き上げる風にまぎれて/愛を語る名所なのね/あなたが友だちと行く場所は」と嘘が発覚するのは、同じ場所に出かけた知人から届けられ…

必然

MARR VOLTAのCDは、1st「ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム」以外入手できけど、馴染めません。同時にモグワイも4枚ほど、新品、中古織り交ぜて買ってみましたが、こちらは良いなと思える曲も見つかりつつも苦手な曲もあって一筋縄でいかない感じ。苦…

中島作品紹介13−1

83年3月発売の10作目「予感」収録の各曲について、また数回にわたって書きます。前作「寒水魚」は1、2を争う好きなアルバムの割りに各曲ごとにすると厳しく書いてしまいました。2〜3曲の優れた曲が頭1つでているのでその位置にいたんですね。「臨月」「予感…

当然の結末

1週間前に、シガー・ロスを気に入ったのでCDを注文していました。それが入ってきたのでとても楽しみです。一気にモノが来るのは嬉しいのですが、どれから聴くか迷ってしまいますが、発売された順番に聴くのがやっぱり妥当でしょうね。頼んでいたCDがくるまで…

タイムカプセル

今日は1日事務室で仕事のはずが、水曜の割にカウンターが混んで応援したり電話の対応に追われた。午後4時30分頃、またカウンターからCDを探して欲しいという依頼があった。ここまではよくある日常。すぐにCDを見つけたが、話を聞くと、県内で当館しか所蔵し…

中島作品紹介12−6

予告どおり「歌姫」について書きます。この曲は8分12秒と長い曲ですが、長さを感じさせません。現在私がプログレやらテクノを聴けるのは、みゆきさんの音楽で長い曲に堪える力と、アルバム単位で聴くということを訓練されたからかもしれません。 冒頭「淋し…

中島作品紹介12−5

「砂の船」について。中島作品に複数出会ううちに、タイトルに疑問を抱くようになりました。「船」と「舟」。彼女の曲の中にはどちらも使用されますが、だいたい使い分けられているのですが、この曲は「舟」という実在しない意味合いのものの方が正しいので…

中島作品紹介12−4

今回は「寒水魚」B面3曲目の「時刻表」。「傾斜」同様中島みゆきに深くはまるきっかけになった曲。特に2番の歌詞が秀逸です。「満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン/ため息をつくならほかでついてくれ/君の落としたため息なのか僕がついたため…

中島作品紹介12−3

今回はA面ラスト「捨てるほどの愛でいいから」から。ファンを中心に人気は高い曲なのですが、昔からこの曲は嫌いではないけど、ちょっと疲れるんです。自分は音楽を聴くとき自分の性別を意識して聴くことは無いんだけど、この曲を聴くときは「この主人公とは…

勝利の薔薇

昨晩NHK総合で放送されたSONGSは30周年の佐野元春。やっぱり良い楽曲をコンスタントに発表しているよねと思いつつ、ちゃんと作品に触れたのは90年代の10年間くらい。80年代に知ったときにはニューヨークだったので聴くタイミングを逸してしまったのです。昨…

中島作品紹介12−2

2曲目の「傾斜」について。傾斜の主人公は、腰の曲がった老婆。傾斜10度の坂道を草履で足を滑らせながら登っていくというシチュエーション。3日ほど前のコメントに対する返事で肝になる歌詞を載せたのでその後に続く箇所を紹介する。あの歌詞の後には「悲し…

中島作品紹介12−1

今回から9作品目の「寒水魚」(かんすいぎょ)に入ります。オールドファンが最高傑作とする作品で、私自身も聴き始めてから10年以上このアルバムを超える作品に出会えず、「寒水魚」を超えるアルバムにはもうであえないのかと諦めていた時期もありました。そ…

中島作品紹介11−4

今回は残りの3曲。「友情」「成人世代」「夜曲」。ラストの2曲にアルバムの核となる曲が多いと以前書いたが、このアルバムでは1曲「成人世代」が間に入った形。ということで「成人世代」。ある意味普通の曲で中島作品として、毒が足りません。嫌いではないけ…

中島作品紹介11−3

ということで、1週間ぶりの再開。今回は「雪」と「バス通り」。A面ラストとB面冒頭の曲という位置。「雪」は「時代」「まつりばやし」に続く亡くなった父のことを歌った曲。オープニングのピアノだと思ってた音はキーボードだったんですね!「雪 気がつけば…

素敵なbirthday

今日も県内の図書館関係の方々、とお会いする機会が仕事の後にあった。いつもはシアスリですが今日はお隣の自治体のTさんの50回目の誕生日を肴にワイワイ騒ぐ会でした。図書館に勤めてから何かとお世話になったTさんはずっと県西部のキーパーソンとして活躍…

Iさんに会えました

11月に行われた研修同窓会には参加できませんでしたが、本日7時から行われた県立図書館有志の会+図書館関係団体の支部の合同学習会にIさんがいらしゃいました。県内の図書館職員、元職員など20名弱の方が集まり、県立図書館の現状についてお聞きしたあと県…

あまりにマンガ的・・

車検、修理で車を預けていて今週は電車通勤。昨日コンサートだったので遅番交代してもらいラッキーなはずだったのですが・・・ 私は自宅から駅まで徒歩12分→電車20分強→他社乗り換え徒歩10分→電車5分→徒歩12分という経路で通勤。ずっと上りではないので座れ…

STING武道館公演

中島作品紹介は、一回お休み。 今回のコンサートは自発的というより誘われたし嫌いではないので、まあ行ってみようかなくらいの軽い気持ちで正直行きました。昨年夏に発売された「SYMPHONICITY」どおりオーケストラとの共演ということで、どんな感じになるん…

中島作品紹介11−2

中島アルバムにとってはシングルがアルバムの肝になる例は少ない。「あした天気になれ」は1曲目。前作の冒頭が「うらみ・ます」だけにアルバム全体を明るめにしようという意図があったかは分からないがスマッシュヒット曲を持ってきたのは正解だと思う。この…

ツェッペリンのBOX買っちゃいました

年末に高田馬場の中古レコード屋さんでレッド・ツェッペリンをまとめて購入しようかどうしようかと迷っていると書き込みました。この間他のものも気になって我慢してきましたが、今日都内に出てくる用事があったのでまだ棚にあるかなと覗きにいったのが運の…

「杏村から」はアルバム未収録でした

「あした天気になれ」のB面曲「杏村から」は「臨月」に収録されていると錯覚してしまい、書き落としてしまいました。この曲に限らず中島作品には地方出身者ならではの視点で描かれる曲に、心に残るものが多いと感じます。 「杏村から」の歌詞は都会に出てき…